小田原フラワーガーデン
神奈川県小田原市にある「小田原フラワーガーデン」は、隠れた梅の名所として知られています。毎年1月下旬から3月上旬にかけて開催される「梅祭り」では、約300品種・500本の梅が彩る美しい景色を楽しむことができます。
訪れた日の梅の開花状況
梅祭りの開催期間は1月25日から3月2日まで。私が訪れたのは2月20日で、満開には少し早い時期でしたが、ところどころに満開の梅もあり、蕾がほころび始めた木も多く、春の訪れを感じることができました。特に早咲きの梅はすでに華やかに咲き誇り、園内には甘い梅の香りが漂っていました。
園内の見どころ
広大な敷地と梅の種類
小田原フラワーガーデンの敷地は約4.2ヘクタール。周囲を山々に囲まれており、自然と調和した美しい景観が魅力です。梅の種類も豊富で、白や淡いピンク、濃いピンクの花が咲く様子は圧巻です。
ゆったりとした鑑賞スペース
園内にはベンチが設置されており、歩き疲れたらゆっくり座って梅を眺めることができます。特に晴れた日は、青空とのコントラストが美しく、絶好の写真撮影スポットになります。
池を背景に撮影、梅も映えますね
ベンチに座ってしだれ梅をゆっくりと鑑賞できるスペースもあります
渓流のせせらぎの音と梅の香りで心もリフレッシュされます
トロピカルドームで熱帯植物も楽しめる
また、小田原フラワーガーデンには「トロピカルドーム温室」もあります。有料(大人200円、小・中学生100円)ですが、ここではバナナやパパイヤなどの熱帯植物を間近で見ることができます。梅の花とはまた違った雰囲気を楽しめるので、時間があればぜひ立ち寄ってみてください。
イベントやグルメ情報
梅祭りの期間中、土日にはさまざまな催しが行われています。各会場には売店が設けられ、地元の特産品の梅干しや梅ジャムが販売されており、お土産にするのもおすすめです。
また、園内には飲食スペースもあるので梅を鑑賞した後に食事や休憩もゆっくりとできます。
アクセスと駐車場情報
アクセス
- 電車:伊豆箱根鉄道大雄山線「飯田岡駅」から徒歩約20分。約1.6キロメートルの上り坂を上がります。
- バス:「小田原駅東口2番乗り場」から伊豆箱根バス「フラワーガーデン・県立諏訪の原公園」行き乗車。「フラワーガーデン」下車すぐ。
駐車場
園内には無料の駐車場が完備されており、約170台駐車可能です。ただし、土日は混雑することがあるため、早めの到着をおすすめします。
まとめ
小田原フラワーガーデンの梅祭りは、静かに梅を楽しみたい方にぴったりのスポットです。華やかな桜とは違い、上品で風情のある梅の花をじっくりと鑑賞することができます。自然豊かな環境の中でリラックスしながら春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。